

開放感とプライバシーの両立
空間を自在に扱える
気分的にも風通しの良い空間づくりは、
視線を『ナナメウエ』に向けるのがコツ。
効果的な採光により、室内の通風性も比例して高まります。でも、それだけではありません。
空間を『ナナメウエ』に持ち込むことで開放感が増し、家族との関わり方やプライバシーにも効果を発揮。
縦発想によって限られた空間を活かし切ることで、住み手の気持ちに期待以上の価値で応えます。

対角線の長さで開放感を生み出す、空間プランニングが特徴です。
たとえば、幅10m・高さ10mの空間において、高さ5mのところで空間を2m横にずらしてみると、対角線の長さが14.1mから15.6mに延びます。この対角線を人間の視線と考えれば、ずらすことによってより遠くまで見渡せるようになり、空間の広がりが増すことになります。
これが『ナナメウエ』の空間プランニング。同じ広さなのに、より広く感じる空間マジックです。キッチンから、少しフロアが上がったリビングを見上げたり、逆にリビングから少しフロアが下がったキッチンを見下ろしたり、開放感は格段に違ってきます。

たとえば、キッチンで料理しながら、お子さんの勉強する姿が見渡せたり…。
キッチンから見上げるとリビングの一角(キッチン側)に奥行きのある低めのカウンターを設ければ、このカウンターを机代わりに勉強するお子さんの姿を料理しながら見渡せます。キッチンでお母さんがひとりぼっちになることはなく、リビングにいる人たちとお互いに顔を見合わせて会話ができるという、些細なことかもしれませんが、毎日の生活を考えれば、家族の絆を深める大切なワンシーン。立体的な空間プランニングによってより良いライフスタイルを演出します。

1階なのにバルコニーがあって、しかも、その大きな窓はカーテン無しでもOK。
少しフロアが上がったリビングへのアプローチには、その高低差を活かしてバルコニーも設置できます。大きな窓で通風性が増すことはもちろん、通常の1階の窓に比べて高い位置にあり、しかもバルコニーの壁もあるため、外からの視線をある程度遮ることができます。大きな窓で明るく風通しが良いのに外からの視線がそれほど気にならず、よってカーテン無しでもOK。空間がすっきりして開放感がさらに増し、家族のプライバシーが守られます。また、2階のバルコニーまで行かなくても1階バルコニーに洗濯物が干せるため、家事の軽減にもつながります。
