


私たちが普段暮らしている【家】は
はるか昔、縄文時代から始まりました。
当時は【竪穴住居】という、地面を円形や方形に掘り、
その中に複数の柱を建て、骨組みを作り、
その上から土や葦などで屋根を葺いたものでした。
その後、ライフスタイルの変化や、
外国からの文化の影響もあり、
仏教建築、西洋建築へと派生していきました。
人々はただ住むだけの家ではなく、
その中に機能性やデザイン性などを取り込むようになり、
家づくりはさらに複雑で、奥深くて、面白いものとなってきました。
そして、今。私たちの住んでいる家は過去から学んだ様々な様式を踏襲し、
環境やライフスタイルに合った家となっています。
これからも日本における居住環境はさらに変化を続けていくことでしょう。









ご飯を食べたり、お風呂に入ったり、
ゆっくり休んだり。
朝目覚めてから、夜眠りにつくまで私たちは
多くのことを【家】ですることでしょう。
そんな【家】が完成するまでを
皆さんは知っていますか?
家を建てることは夢がたくさんあり
うれしいことや楽しいことがいっぱいです。
ですが、分からない事や心配な面も
多いことでしょう。
ここでは【家づくり】についての流れや
ポイントをご紹介します!
予算や土地、間取り、初めてのことだらけで
わからないことがいっぱい。
こんなことで本当に
楽しく家づくりできるのかな?
部屋は何部屋ほしい?
キッチンは?
トイレはいくつ?
何階建て?
ご家族の夢を思う存分ぶつけてください!
お客様のイメージは様々です。
私たちも毎回ワクワクどきどきしながら
家づくりをしています!
家をつくる上でもっとも重要なことが
関わる人全員の【イメージの共有】です。
どんな家にしたいのか、コンセプトをもったり、
やりたいことを明確にすることが大切です。
まずはイメージの共有。ご家族でじっくり話し合ってみてください!
そして、自分の思い描いているイメージを思いつくままお話しください。
写真や雑誌の切り抜きを持ってきたり
簡単な手描きの図面みたいなものを描いて来る方もいらっしゃいます。
私たちも皆様のお考えが伝わってうれしいです!
どんな家にするのか、イメージが固まってきたら
お客様の予算に合った家づくりをご提案いたします。
イメージを崩さずに、予算面や土地、間取りなど、
様々な問題をクリアするためのプランニングをしていきます。
ここでは予算とイメージに合った設備を探してみましょう。
あれこれ見て触ってみて、お気に入りの設備が見つかるといいですね。
全てのプランが整ったら、本契約です。
今までの事をもう一度しっかり見直してチェックしてみましょう!
いよいよ着工!
といきたいところですが、実はやることがあるのです!
それは、「地鎮祭」です。
「地鎮祭」とは、家をつくる敷地の守護神を祭り
土地の永遠の安定と、工事の安全を祈願し、祓い鎮める儀式です。
お供え物として、尾頭付きの鯛などの海の幸、季節の野菜や
果物などの山の幸を準備します。
鯛は、「おめでたい」「ありがたい」の縁起担ぎから、
季節に関係なく準備するのが一般的です。
紅白の垂れ幕やテント、椅子などの設営はお任せください。
竹やしめ縄、砂、鎌、鍬(くわ)、鋤(すき)もご用意いたします!
玉串料とお供え物で約2万~3万円必要になってきます。
また、宗教によってやり方は様々ですので、
お気軽にご相談ください。
地鎮祭の前にはご近所の方への挨拶もお忘れなく!
この時に工期なども伝えておくと安心されますね。
いよいよ着工を迎えます。
職人さんたちが丹精こめ、熟練の技術でお客様の家を作っていきます!
まずは基礎から作っていきます。
もし、地盤が軟弱な場合は、初めに地盤改良を行います。
屋根の一番上の部材である棟木を取り付け
建物全体の骨組みが出来上がることを上棟といいます。
この上棟作業を終えた日に、家屋の守護神や工匠の神を祭って、
落成に到るまでの神の加護を祈願し上棟式を行います。
上棟式は建前ともいい、棟梁が取り仕切って棟木に弊束と呼ばれる
お飾りを立て、塩、酒、米で四方を清めて工事の無事完了を祈ります。
お供え物はタイが2尾に増え、かさね餅の準備もあるので、約1万~1万5千円かかります。
また、昆布とするめを用意すると良いと言われており、
これは昆布=悦ぶ、するめは噛めば噛むほど味が出るという意味で使われているようです。
棟上後は、風雨にさらされないように屋根を葺いたり、外壁を張ったり、窓等を取り付けていきます。
さらに、断熱工事、内部造作、内装仕上等と進み、多くの職人さん達の手によってだんだん家が出来上がっていきます。
キッチンやトイレなどの設備を付け始めるといよいよ完成間近です。
長かった工事も終わり、
ついに夢のマイホームの完成です!
でも、まだ安心してはいけません!
引渡しをする前に現場担当者の立ち会いのもと
竣工検査を行います。
新しい家ではどんな生活が待っているのかな?
ワクワクドキドキの毎日があなたを包み込むことでしょう!














































